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フラフラ病 その4

フラフラ病の経過報告です。
 
リハビリで行き付けにしていた(^_^;)病院は、経営難から大幅にスタッフが変わり、よくしてくれたマッサージ師もいなくなってしまった。
システムもかなりビジネスライクになってしまったので、自然と足が遠のいていった。
2週間に一回がすぐに月イチになり、久々に行った時の雰囲気から、もういかない方がイイと考え、その後2回ほどいって止めてしまった。
マッサージが受けられないことが何回かあり、それが受けられなければ行く意味がほとんどなくなってしまうので、行かなくなったのも必然的ではあった。

整骨院の方は通い続けた。
毎日通うのも三月ほどで終わり、その後は週4、週3と徐々にスケジュールを減らしていった。
無収入の身に、診療費はともかく、片道20km弱はキツかったのと、治療効果がさほど上がらなくなって来たように思われたからだ。
つまり、かなりよくなってきたということだ。
通い始めた当初のような、車の運転に支障をきたすような状態はほぼなくなった。
バキバキッの時の音も、当初とはかなり違ってきた。
バキバキの連続数がだいぶ減ってきたのだ。
バキバキとなるのは、筋膜が鳴っていると聞いている。
つまり、筋膜の癒着状態がだいぶ改善されてきたということになる。
頭の中にいつもかかっていたストレス(プレッシャーといった方がわかりやすいかもしれないが、内部にかかる力である応力という意味のストレスという言葉が、状態の表現により近いため、あえて使う)もずいぶん軽減され、頭脳のクリアネスはかなり確保されてきた。
言い換えれば、この20年ほどはアタマが切れなかったということでもあるのだけど・・・。

しかし、ある時点で回復は止まってしまった。
波はあるのだが、その波が快方に向かう気配がない。
治療すると少しよくなった気はするが、悪くなった時のレベルが変わらない状態が続いた。
その間、スケジュールはさらに開き、週1から週2で通うようになっていた。

ある日。
先生が私の背中をマッサージしながら呟いた。
「ひょっとしたらここやったんかもしれん・・・。」
「?」
思わず身を固くする私。
「いや、首が悪いのが、背中から来てる場合があって、君のケースもそれかもしれんと思って。」
と、先生は続ける。
例によって首をバキバキッとやった後、今度は診察ベッドを跨ぐように座るよういわれた。
手を首の後ろで組むよう言われる。
このポジションは、かつて整体を受けていた時にもやったことがあった。
整体の先生も同じような形で背骨の矯正を試みていたが、何せその先生は小柄で私との身長差が大きく、なかなか決まらなかった覚えがある。
この整骨院の先生は私マイナス10cmぐらいで、パワーにも問題はないだろう。
背骨を慎重に探り、歪みのあるポイントをチェックすると、膝頭をあてがい、私の体を寝るように動かして体重を上手に使いながら一気に矯正する。
「バキバキバキッ。」
久々に物凄い音と衝撃。
背中だけでなく、首までが一気に鳴り、動いた感触。
「やっぱこれから来とったんやな。」
と先生の言。
かな〜り体が軽くなった感触。
なるほど背中からきていたのかもしれない。
しかし、肩甲骨の間の、明らかにずれてると感じるポイントと違うところで矯正されたのはなぜだろうか。
先生と私とで感じ方が違うのだろうか。
ま、しかし、ずいぶん体が楽になり、足取り軽く家路についた。

背中の矯正をやるようになってからはさらに通院間隔が伸び、週1から十日に1回にまで頻度が落ちた。
さらにそれだけよくなったということだ。
しかし、それも一定レベルで止まった。
どうしても背中の異常なコリが取れず、治療効果もさほど続かない。
背中の施術時には必ずといっていいほど首まで衝撃と破壊音がきていて、確実に施術はできていた。
施術後に受けていたレーザー光線照灼(というのはウソで、レーザー治療ね、もちろん)はいつからか、高周波治療に切り替わった。
高周波の刺激により、固まった背中の筋肉をほぐそうというのだ。
左側の背筋の、ほぼ上端部と下端部に電極を張りつけ、電流を流す。
背筋全体に刺激が来る。
これは非常に楽。
やった直後はかなり楽になった。
やった直後は・・・。
そう、効果はほとんどインスタントなものでしかなかった。
整骨院での治療も、悪くなったのを戻すだけになってきていて、これ以上の回復を望めないのではないかという気がしてきていた。
そんな時、意外な来訪者があった。

母の古い友人が、数年ぶりに訪ねて来た。
ほとんど音信不通になっていたのに。
彼女は数冊の本を携えてきていた。
彼女は腰痛に苦しみ、そこで西式健康法に出会い、熱心にやっているという。
そしてそれを紹介するためにウチにやってきたらしい。
神様のお使い。
その本を目にした時、最初に浮かんだ言葉はこれだった。
そのしばらく前に、神様は人を使って事を行なうという文章を読んだことがあった。
彼女の来訪はまさにそれだと思われた。
神様が西式健康法がよいというのなら、それをやってみようではないか。
母に呼び出され、彼女の話しを聞きながら、そう思った。
彼女と少し話しをし、腰痛が思うように治っていないような印象を受けた私は、閃くものがあった。
以前からやっていた真向法。
あれはフラフラ病にはさほどの効果はなかったが、腰痛には著効がある。
教えてもらったお礼に真向法を教えてさし上げることにした。
ちなみに母は両方の体験者。
なので、私が切り出すと、大半の説明を母がしてくれ、私は2,3付け足す程度で済んだ。
母は、私とほぼ同じ年代に同様のめまいやふらつきを体験している。
最終的に西式健康法で治ったといっていたのを昨日のことのように思い出した。
母が私のいうことを聞かないのと同様、私も母のいうことを聞かないらしい。(^_^;)
とはいえ、大学進学、就職という一番大事な時期に、母のいうことを聞いて失敗しているのだから、母の言が信用度をなくしているのは仕方がない。
大学進学の時には共産主義者とマージャン狂の巣窟である自治寮に無理矢理押し込まれ、就職時は自分の希望である金融や商社に行けず、メーカーに無理矢理押しこまれて、いずれもコースを大幅に狂わされたのだから。
後から振りかえると、親の干渉をいかに断ち切るかが自分の人生のテーマの一つだったのではないかと思うほどだ。
神様もそのような状況をわかって、わざわざ母の友人にメッセンジャーをやらせたのだろう。
私がそのメッセージを理解することを見越して。



母の友人が置いていった本を読む。
神様お墨付きなのだから、読む意欲は十分。
やや固い文体も物の数ではなかった。
私に何が必要なのかは、すぐにわかった。
金魚運動と背腹運動(はいふくうんどう)だった。
(参考リンク
 西式健康法通信より 六大法則図説
 岡山健康学院HPより 金魚運動 背腹運動(左右揺振と紹介)
金魚運動は背筋を柔らかくして脊椎を動きやすくし、背腹運動は脊椎を矯正する運動だと私は捉えている。
背筋が固まって、脊椎の矯正がままならない私には、オーダーメイドのような健康法だった。(^_^;)
特に効いたのは背腹運動だった。
準備運動として、首を規則的に動かす運動が組みこまれているが、その準備運動の段階で首がバキバキ鳴る。
ストレスがたまり、どうしようもなくなって首を動かすと、バキバキッと異音がするということがたびたび。
運動の中でバキバキ鳴るのは問題ないらしいので、気にせずバキバキやっていた。
本番(?)の左右への振り子運動はさほど効果的とは思われなかったが、これは数をこなしてないこともあるだろう。
規定は振り子運動を500往復(!)だが、さすがにそんなにできないので100回か200回をメドにやっている。
それでも運動が終わった後、ストレスがたまって体をくねらすとバキバキッということが何度か。
回数をサボっても有効であるようだ。
金魚運動の方は、当初、やってもさほどの効果はなかった。
何度かそのようなことが続くうち、ちょっと工夫を加えることにした。
私の場合、肩甲骨に挟まれた部分の背筋が特に固く、脊椎がずれていると思われる部位もそこにある。
その部分の背筋を動かすため、通常は首の後ろで組む両手をあえて自由にし、体のくねりに合わせて動かすようにした。
そうすると、その動きにくい場所の背筋もよく動くようになり、バキバキッと鳴るようになった。
まあ、鳴ればいいというものではないが、明らかに動いたという感覚ができ、その副産物としてバキバキ鳴るようになっているのだから、一つのバロメーターにはなった。

西式健康法をやり出してから、整骨院での治療効果がまた一歩進んだ。
より回復に近づいたといおうか、回復度が少し上がったように感じた。
そして通院間隔はさらに延び、2週間に一回程度しか通院する必要がなくなってきた。
それでコンディションがよくなったかというと、それはそういう訳でもなく、私は外に出て働けるような気がしないので専ら家でコンピュータを操っているのであるが、作業は1時間強が限度で、限度を超えると背中が張ってどうしようもなくなってしまう。
寝転がって背筋をリリースすればかなり戻るが、長時間の連続作業は難しい。
集中度の低い家でのパソコン操作でさえ長時間できないので、立ち仕事や動き回る仕事は到底無理な状態である。
結局、この背中の異常を治してしまわないと外に出てもすぐに元に戻ってしまうだろう。
フラフラの状態に。
とりあえず、バッドコンディションの時でも、派手にフラつくことなく1時間程度は車を運転できるようにはなったというレベル。
それでも、かつては2kmが限界だったのから考えれば、長足の進歩ではある。

前世療法を受けてから1年になろうとするころ、またしても胸の痛みが襲ってきた。
前世療法を受ける前に襲ってきたのと同じような痛み。
手も上げられないし、動きもままならない。
寝返りを打つ時はもれなく悲鳴のおまけ付き。(^_^;)
背腹運動と金魚運動で矯正されてきた体のひずみが、治ろうとする時に起こす好転反応のように思われた。
思うに、脊椎のズレはある程度矯正されてきても、胸椎は矯正されていない。
そのひずみがこの痛みとなって現れているように思えた。
去年のものとは違い、何とか自力で運転できるのが救いだった。
肩より上に腕が上がらず(というか、痛くて上げられず)、急ハンドルは絶対ムリ、な状態で、幸運にも急ハンドルが必要な場面には会わずに整骨院に辿りつけた。
それでも道中は悲鳴の嵐だったけど・・・。
診療室に入っていったときから私の様子はおかしかったのだろう。
スタッフのヒソヒソ声が聞こえる。
型通りに低周波治療をし、しばらく待った後にバキバキタイム(または先生による診療ともいう)となった。
今日ばかりはいつもの調子でバキバキやられたら死にかねないので、マッサージを受けながら、悲鳴の合間に状況を説明する。
先生の所見も似たようなものだった。
あちこち骨をチェックし、とりあえず椎骨(胸椎、脊椎の骨)に異常なズレはないということで、鎖骨結合部、肋骨結合部を中心とした炎症だろうという見立てだった。
要は椎骨と肋骨、鎖骨との取り付け部分が少しズレ、それで炎症を起こして痛んでいるのだろうということだった。
痛いだろうと聞かれ、「とっても」というのをこらえて「ええ」とだけ言ったのは、キレイなネーチャンが整骨院にいたからではない(んじゃないかな・・・)。
いつものようにバキバキコース。
首をいつものようにやってもらい、さあ背骨、と、いつものようにやろうとする先生。
ポジションを組まされ、痛みに悲鳴を上げる私。
先生は致し方なく、私の体の寝かせ具合を調整し、あまり負担のかからないようにして軽ーくバキバキッとやってくれた。
そして、その後はマイクロ派の治療になった。
今度は電子レンジ治療ということ?
怪訝な顔をする私に、患部を温める効果があると説明する先生。
ついに冷やご飯扱いかと身構えた私も、硬直を解いた。
痛みに呻きながら寝そべると、蛍光灯みたいなものが肩の上方にセットされ、「じゃ、入れますねー」という軽ーい声とともに電子レンジのスイッチオン。
じんわーとあったかくなった。
「熱くないですかー?」
という軽ーい問いかけに、問題ないことを身振りとか細い声(痛みが怖くて大声を出せない)で示し、電子レンジ治療を受けた。
なーんということもない時間。
当てられた部分はじんわーと温まる。
スイッチが切れると湿布を貼られ、それで治療終了。
整骨院でもらう湿布は効くので、1パックもらって家に帰る。
湿布はかなり効果的で、つけていればいるほどよくなるように感じた。
何回か交換するうち、ずいぶん痛みは和らいできた。
数日後、再度通院する時には、胸の辺りが少し痛む程度にまで落ちついた。
例によってフルコースで治療を受け、背中のバキバキもフルパワーでやってもらった。
結局、ほぼ痛みが取れるのには、1年前と同様、2週間ほどかかった。
前回との違いは、胸に違和感が残り続けていること。
今回は、胸椎のズレが明確に意識されている。
もっとも、これは霊的なものも一部含まれているように感じる。
かつて、霊覚者から話を聞いた時、レベルが上がるにつれて、チャクラのある部分が変形してくるという話を聞いた。
骨がせり上がってくるというのだ。
その人はすでに頭頂部の骨などが変形しているということだった。
私もそのうちにそうなるといわれたのだが・・・。
昨年のいつからか、胸椎の変形を意識するようになった。
胸骨が一部せり出しているのだ。
実のところ、昨年の胸の痛みも、それが一部影響していたように感じる。
今は、せり出している部分が最初に意識した位置からかなり上方に移動している。
これが何を意味しているかわからないが、霊的意識と骨格が影響しあっているようにも思える。

今のところは週イチから2週間に一回のペースで整骨院に通い、家では朝な夕なに背腹運動をやり、気が向いた時に金魚運動、腰が痛い時は1週間ほど真向法を続けるという生活になっている。
ほぼ状態は安定しているが、完治には未だ至らない。
ただ、数時間なら働けるようになってきたような気もしている。
問題は、ロケーションが田舎過ぎて数時間しか拘束されない仕事にロクなものがないことである。
今年の12月で発症して4年になる。
その前後には治ってくれればいいのであるが・・・。


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(最終更新 20.05.30)
(19.10.23)

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