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盲腸炎&腸閉塞

4歳の頃にかかった病気で、今となってはあんまり覚えていないんですが、光景として記憶に残っているのが、ストーブの入った病室で、父親と二人ベッドで寝ている情景なんです。
そう、親子でほぼ同時に盲腸炎になって、父親は先に退院し、私はというと、予後の経過が悪く、手術した部位が腸閉塞になってしまい、再度開腹手術。
30年以上前の技術水準で、4歳児への手術という条件を考えると責められませんが、結局、再手術後の経過観察などもあって2ヶ月入院することになりました。
幼児のこととて、血管が細すぎて針を刺しての輸血が難しかったようで、肘と足首から血管を取り出し、そこからダイレクトに輸血や点滴をしていたそうです。
医療器具の発達した今なら、フツーに針を刺して輸血ができるのかもしれませんが、当時の水準では難しかったのでしょう。

そして手術痕。
盲腸炎と腸閉塞、2度の手術によって、その手術痕は、通常の倍になりました。
しかも、私の場合、ケロイド体質とやらで、大きな傷は消えないのです。
盲腸の手術痕はおろか、輸血のために血管を取り出した手術痕もしっかり残っています。

入院中、どうしたこうしたというのはまったく記憶にないんですが、この時の入院体験と6歳の時の急性腎炎による入院とで、運動能力の低下という、子供時分には決定的なハンディを背負わされることになりました。
そして胃腸は随分弱くなりました。
便秘傾向が強くなり、親に何度も浣腸されました。
腹痛を起こすこともしばしば。



盲腸炎の原因はなんだったのかと今から考えてみると、過食体質だったせいかと思い当たります。
何しろ、幼児の頃から物凄い食欲だったそうです。
体格も、4歳児の頃に5〜6歳に見られたぐらいのサイズ。
ヘタすると、大人並みに食べていたそうです。
親も止めればいいものを、けっこー喜んで食べさせていたそうですから・・・。
そんな過食が祟って、盲腸に食べ物が入りこみ、盲腸炎になったのではないかと思います。
手術後もこの過食傾向は続き、ついに小学生の頃に腸閉塞を再発させてしまいました。
大人だけでなく、子供も食べ過ぎには注意しましょう、ということで・・・。

それともうひとつ。
親は高額療養費制度の存在を知らず、私の入院費をまともに払ったそうです。
そしてあろうことか、私の入院のせいで貯金が持って行かれたと、何回もクドクドと聞かされました。
おかげでワタシは、親のお金を浪費するダメな子というトラウマを長く引きずることになりました。
ワタシが某(一流)国立大学にストレートで入り、親が我がことのように狂喜するまでは、長男であるにも関わらず(あるいはそれゆえか?)、結構(というか相当に)継子扱いもされましたし。(T_T)
私は何回も母子手帳を確認しましたけど、それでも母子手帳も改ざんできるのではないかとも考え、かなり長い間、実子であることを疑っていました。
「よい親」の皆さんは、このようなバカ親の振舞いを真似しないようにしましょう。
親のいうことを、子供は真剣に受け止めてしまいます。
親にとっては何気ない一言でも、子供にはトラウマとなることもあるのです。
子供にとって、特に幼児にとって、親は全てなのですから。


(17.11)
(最終更新 19.09.06)

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