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金縛り

29歳で最初?の心霊体験を経験してから、また、頻繁に金縛りに遭うようになりました。

最初のうちは、またあの幽霊が出るのではないかと恐怖心が体を支配し、目も開けられず、しきりに天照大神を唱えながら必死に小指を動かして何とか振りほどくということの繰り返しでした。
ひどいときは、3日に1回とかいう頻度で起こります。 
また、後のことですが、金縛りを必死に解いても寝入った途端、また金縛りにかけられるということも体験しました。 
一晩に3,4回は連続技でやられたような記憶があります。
 
最初のうちこそ恐怖でしかなかった金縛りですが、幽霊と直で対決した経験を何度も繰り返し思い起こすうち、あることに気付きました。 
そのことに気付いてから、持ち前の闘争心が沸き起こるようになり、金縛りにかかったときの心の持ち方が変わってきました。
相変わらず必死で外すのは変わりませんが、逃避でなく、対決という感覚で対応できるようになりました。
 
肉体と肉体、精神と精神という風に、イーブンの状態ならめったに負けるわけがないと自分を信じ、また、それだけの鍛錬をしている自負があるので、自堕落な人生を送り、死んだ後も霊界に行くこともできず、生きている人間に悪さをしようなどという低級霊に負けたくはないし、負ける気もありません。
そのように思い定め、金縛りにかかったときも目を開けて対応できるようになったとき、また不思議な体験をしました。
 
いつものように(~_~;)金縛りに遭い、いつものように振りほどこうとし、目を開けていると、胸の辺りになにやら白い塊が浮かんでいます。 
そして、それが私の体に入り込もうとしているのが、なぜかわかりました。 
それを中に入れてはいけないという思いが湧き、私は必死で金縛りを解こうとあがきます。 
白いものはだんだんと私の体に近づいてきます。 
私は、体はまったく動かないので、何とかそれを押し戻そうと、息を吹きかけます(笑)。 
なぜか、それはできたんです。 
それでも白いものは動かず、必死に息を吹きかけながら対抗するうち、金縛りが解け、白いものも忽然と消えました。 
そんな経験を数回しました。
 
母親から電話があったとき、そんな体験をしたということを話すと、なんということか、母親も若いとき、同じような体験をしたということです。
体に入り込もうとしてくるところも同じです。 
母親の場合は、後ろから背中をバサーッと切られ、切り口からなにかが入り込んでこようとして、必死に逃れようとしたという経験です。 
親子でそんな体験をしているというのは、なにか因縁なりがあるのでしょうか。
 
またあるときは、まどろんでいるとき、不意にドーンという大音響が響き、それで目を覚ましたこともあります。
しばらく何が起こったかわからず呆然としていて、我に返って辺りを見まわしますが、なにも変化ありません。
あれほどの耳を劈くような大音響であったにもかかわらず、マンションは静まり返っています。 
つまり、物理的な現象でなく、霊現象であったということです。
母親に電話をし、その体験を話すと、そういえば、という感じで昔の体験を話してくれました。
その体験は、なぜか私の記憶から欠落しており、母親から言われても最初はそんなことがあったことを信じられませんでした。 
母親が、それでも根気強く、あんなことがあった、こんなことがあったとかいつまんで話すうち、ようやく、多分あったのだろうという気になり、今ではある程度の記憶を思い出しています。 
実家同様、そのマンションも、恐らく低級霊の巣窟だったのでしょう。 
何せ、家賃5万円にもかかわらず、壁はスーパー安普請で、隣の部屋のコップを置く物音が明瞭に聞ける状態でした。 
後で人に聞くと、騒音トラブルが耐えないところだということでした。 
悪想念がそれに呼応する低級霊を呼び、さらに住人の害意を増幅しているのではないでしょうか。 
実際、私も隣人の女性のステレオの大音量や、男を引っ張り込んでのドンちゃん騒ぎに悩まされ、何度か殺そうかという気になりました。

金縛りは実家に引っ込んでも続き、最近になって、やっと、収まりつつある状態です。


(17.12.09) 
(最終更新 19.09.01)

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